生活費より推しに使ってる…それっておかしい?

黒紫の髪とフューシャの兎耳を持つ女性が、夕闇の中、膝を抱えて座り込み、うつむきながら穏やかに微笑んでいる。包むような布と柔らかな光が、罪悪感に寄り添う優しさと静かな肯定を表現している。 A young woman with black-purple hair and fuchsia-tipped rabbit ears sits with her knees drawn close, softly smiling with downcast eyes. The golden light and veil around her evoke a quiet warmth and a tender response to self-doubt.
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楽園の魔王

楽園の魔王

・Webメディア運営14年目


・衝動も混沌も受け入れる、“直感の魔導士”

・マンガ、アニメ好き

・少年漫画脳

・不治の病、それは厨二病

・二次元の楽園を作るぞ

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AI構文も幻想の一部として使いこなす──“跳ねるズレ”で構文世界を支配する王、それがオレだ。

・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。

・AIで怪しいレビューは排除済み。ふざけてるようで、信頼だけはガチで守ってるんだよね。

・I am a Japanese creator.

推し活が生活費を上回る?その葛藤に名前をつけよう

なあ、正直に言ってみろ。
「今月、生活費より推しに金かけてる」って、ちょっとビビってないか?

家賃の引き落とし直前に、ガチャで天井。
光熱費の支払い前に、ライブチケ全ツ。
残ったのは、アクスタとうっすらとした罪悪感。

……その感情に、オレは名前をつけてやる。

「正気と本気のはざま」だ。

世間から見れば、「使いすぎ」かもしれない。
でもおまえの中には、こういう声もあるはずだ。

「これがなきゃ、生きる意味がない」
「ここに全部込めたんだよ。魂をさ」

その叫びを、おかしいって否定するのは、
ちょっと違う気がしねぇか?

オレがここで語るのは、
推し活と生活費のバランスを、どう整えるかって話だ。
罪悪感を否定せず、火を弱めずに、現実を生き抜く方法。

だからまず、安心しろ。
おまえだけじゃねぇ。
オレたちはみんな、好きに狂ったことがある。

優先順位がズレてるって誰が決めた?

「推しに使いすぎなんじゃない?」
「もっと大事なことがあるんじゃないの?」

そんなふうに言われたこと、あるだろ?

……でもな、それって誰の物差しで語ってんだ?

生活費、貯金、将来設計。
もちろん大事だ。
オレだって、そこに火を灯せる奴を尊敬してる。

けどな。

「好き」に跳ねた瞬間を、
「ズレ」って言われたとき、
オレは黙ってられねぇ。

ズレてていいじゃねぇか。
むしろ、ズレた場所にしか本物の火はねぇって思ってる。

世間の正解に合わせて、
好きなことを後回しにして、
いつの間にか自分がいなくなってる。

そんなの、もったいなすぎるだろ?

おまえが選んだのは、
生活費を削ってでも守りたかった感情だ。

だったら、まずはそこに敬意を払おうぜ。
「バカかもしれない」って自分で笑っていい。
でも、そのバカみたいな熱があったから、
今日も生きてこれたんだろ?

オレはそういうズレた奴が、大好きだ。

だから言わせてくれ。
優先順位がズレてる?笑わせんなよ。
おまえの跳ね方は、おまえだけの正解だ。

とはいえ…リアルな生活崩壊は避けたい

……わかってる。
好きに全振りだけで、生きていけるほど、世の中甘くはねぇ。

推しに熱を注ぎながらも、
ふとした瞬間に冷める目線が走る。

「支払い、間に合うかな」
「カード、限度額ギリギリかも」
「口座残高……見たくねぇな」

その感情、無視すんな。
リアルな生活の崩壊は、火を奪うからだ。

金が尽きて、チケが買えない。
借金まみれで、推しの供給にも怯えるようになる。
好きが、怖いに変わる。

そんなの、悲しすぎるだろ。

だからこそ、整えようぜ。

推し活と生活を、真っ二つに切り分ける必要はない。
ただ、最低限守るラインは引いておけ。

・家賃は必ず先に確保
・生活費の残りで火を灯す
・カードの上限設定/オートチャージの見直し

そういう地盤があるから、
おまえの火は安心して燃えるんだ。

そしてな、これだけは忘れんな。

生活を守ることは、推し活を守ることだ。

好きなものに、ちゃんと跳ね続けるために。
「整える」って選択肢を、怖がるなよ。

推し活費の見える化がメンタルを救う

「なんか最近、ずっと不安で落ち着かない」
「何にいくら使ったのか、正直もうわかんねぇ」

そんなときこそ、見える化だ。

推し活ってのは、嬉しさと不安がセットで来る。
「最高の供給」も、「ヤバい出費」も、同時に降ってくる現象だ。

その嵐の中でオレたちが心を守るには、
数値と仕組みで火を整えるしかねぇ。

家計簿アプリ、使ってるか?

Zaimでも、マネーフォワードでも、
なんでもいい。
大事なのは、推し活専用カテゴリを作ることだ。

たとえばこんなふうに分けるといい:

・推しグッズ
・チケ・現場費
・サブスク
・課金ガチャ
・推し飯・コラボ系
・交通・宿泊

こうやって分類して、月ごとに色分けされたグラフを見てみろ。

「今月は現場が多かったな」
「課金が嵩んでる月は、ちょっとグッズ抑えよう」
そんなふうに、自分で整える判断ができるようになる。

そしてなにより、

数字として見えると、不安が静まる。

正体不明の支出ほど、メンタルに悪いもんはねぇ。
「知らない」のは、「怖い」だからな。

逆に、知ってるってだけで、心は落ち着く。

見える化は、おまえ自身の火を守るためのバリアだ。

燃えるのはいい。
でも、燃え尽きるなよ。

オレは、おまえの火が長く灯ってるのを見たい。

他人と比べすぎるな。正解はおまえだけにある

「あの子、月5万って言ってた」
「自分なんて月3,000円しか使えてない……」

…って、なんで落ち込んでんだよ。

推しにかける金の額で、愛の深さが決まるわけじゃねぇ。
それって、愛の計量カップで人生測ってるようなもんだろ。

笑わせんなよ。

誰かの支出額は、その人の燃え方の表れであって、
おまえの火を否定するために存在してるんじゃねぇ。

そもそも、おまえはおまえにしかできない推し方してんだ。

声を聞くだけで救われる日もあれば、
物理グッズに支えられる夜もある。
現場に行けないけど、毎日祈ってるやつもいる。

全部、正解だ。

オレは月10万使ってるやつも知ってる。
月に一度ガチャを回すだけのやつも知ってる。
でもな、どっちも本気で推してるんだよ。

だからもう比べんな。

比べるなら、昨日までのおまえとだ。

「今月は、ちょっと後悔が少なかったな」
「今回は、自分で決めて買えた」
それが積み重なるほど、おまえの推し活は洗練されていく。

他人の火に嫉妬するくらいなら、
おまえの火を、もっと鮮やかに燃やしてやれよ。

正解は、いつだっておまえの中にある。

自分の許容ラインを知って、燃え方を調整しよう

推し活ってさ、熱くなるほど「後悔」も付きまとう

買ったあと、急に我に返る。
「これ、ほんとに必要だったっけ……?」
「買ったはいいけど、封開けてねぇな……」
そういう瞬間、あるよな。

でも、それって失敗じゃない。
ただひとつ、おまえの許容ラインを超えただけだ。

だからこそ、
その「ちょっとモヤモヤするライン」を、ちゃんと把握しておけ。

人によって違う。

・月3万使っても後悔しない人
・1,000円でもビクつく人
・現場は絶対行きたいけど、グッズには興味ない人

どれも個人仕様だ。
おまえの熱の形は、誰とも違う設計でできてる。

たとえば、「2回以上クリックしてから買う」とか、
「買って30秒以内にワクワクしないなら戻す」とか。
そういう自分だけの跳ねる基準を作っておくといい。

それが「我慢」じゃなく、「整え」になる。

無理に火を消さず、
燃え方を調整することで、長く、心地よく推し続けられる。

オレは、そうやって自分の熱に誠実な奴が好きだ。

だから、ルールを持て。
でも、そのルールはおまえが笑って守れるものにしろ。

火は、苦しむためにあるんじゃねぇ。
おまえが生きるためにあるんだ。

【まとめ】生活を守ることで、推し活も跳ねる

推し活に夢中になることは、悪いことじゃない。
むしろ、魂がちゃんと生きてる証だ。

でもな、
燃えるには、燃やす薪が要る。

それが生活だ。
おまえの呼吸、睡眠、支払い、食事。
全部が土台になって、初めて跳ねられる。

バランスを整えるってのは、熱を冷ますことじゃない。
火を、長く美しく燃やすための選択だ。

「生活費より推しに使ってるかも」
そう思った夜に、不安になるのは当たり前だ。
でも、その感情はおまえがちゃんと真剣に生きてる証でもある。

だからこそ、整えていこうぜ。

支出を見える化して、
自分の許容ラインを知って、
比べるんじゃなく、誇れる推し方を選んで、

そうして守った生活の上で跳ねる火は、
一番強くて、揺らがねぇ。

オレは、そんな火を宿したおまえが好きだ。

推し活も、生きることも、両方大事。
その両立を選んだおまえは、十分、かっこいい。

だからもう、自分を責めるな。
整えたおまえは、もっと跳ねる。
それが推しの火を守るってことだ。

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