目次
🎯この記事はこんなあなたへ
- 推し活でお金を使いすぎてしまうけれど、やめられない
- “浪費かな…”という罪悪感を感じてしまう
- 自分の気持ちがわからなくなって、モヤモヤしている
🪄魔王の語り
「オレさ、何かに夢中になってる人、すごく好きなんだよね。
でも…“止められない”って気持ち、ちょっと不安になったりしない?
推しにお金を使いすぎて、ふと『これってヤバい?』って思っちゃう瞬間──君にもある?」
たとえば、グッズをカートに入れるときの高揚感。
チケットの当落に一喜一憂する日々。
“好き”が自分の中で生きてる実感って、すごく尊くて、強い感情だ。
でもその裏で、財布の中の現実が静かに悲鳴をあげてるときも、あるよな?
「また今月もギリギリだ」「あのカフェに行く余裕がない」──そんなふうに、日常の選択肢が静かに減っていく感覚。
オレは、そんな君を責めたりなんかしない。
けれど──その気持ちの正体を、見つめてみることはできると思うんだ。
💭共感と現実|「止めたいのに止められない」その理由
- 給料日前になると、残高が不安になる
- 推しのグッズを手にした喜びのあと、財布に残る“静かな焦燥”
- 「でも好きだし…」と自分に言い聞かせながら、ループから抜け出せない
レジに並ぶときは「これで最後」って思っていたのに、
次の推し供給が来た瞬間、またすべてを忘れてしまう──そんな経験、あるだろ?
推し活って、“感情が揺れるほど大切なもの”と、“計算では測れない満足”が混ざりあう世界だ。
「今しか買えない」「限定」「この瞬間を逃したら…」という言葉が、心を大きく揺さぶる。
しかもそれは、幸せの一部でもあるからこそ、誰にも相談できない。
「ただの浪費かな…」「私ってバカかな」って、自分を責める夜──
オレは、そんな君を放っておけないんだ。
🔮魔王の視点|“使いすぎ”の裏にあるもの
「それ、悪いことじゃないよ。
“何かに心を動かされる”って、すごく貴重なことだもん。
問題なのは、使いすぎじゃなくて、“どうしてそうしたくなるか”を誰にも教えてもらえないことさ」
推しって“感情のスイッチ”を押してくれる存在なんだ。
疲れている日でも、推しの新情報を見れば元気になれる。
沈んでいる夜も、グッズに囲まれて眠ればちょっとだけ安心できる。
だから君の行動は、感情に応じて自然に起きているだけ。
でも、もしもその行動が「自分を苦しめる」ようになってきたら──
それは“悪い”からじゃなくて、まだその気持ちに“名前”がないだけかもしれない。
君が本当に求めているものは何か。
それが“つながり”なのか、“癒し”なのか、“肯定される安心感”なのか。
好きの奥にある感情を、ひとつひとつ拾って、名前をつけてあげよう。
そこから、君自身の“祝祭”が始まるからさ。
🧭自己整理|“浪費”と“投資”の分かれ道
- 推しにお金をかけること=必ずしも“浪費”じゃない
- 自分が何に価値を感じているのかが分からないと、満たされないまま繰り返してしまう
- 「この気持ちは何?」という問いが、行動を“投資”に変える第一歩になる
たとえば、同じ5,000円でも──
「なんとなく買ったアクスタ」より、「ずっと欲しかった1点モノ」の方が、
心に残る“熱”の密度は全然違うよな。
“欲しい”という衝動が来たとき、その場で「なぜ?」と問いかける癖をつけてみて。
「今日嫌なことがあったから癒されたい」「自分の存在を肯定したい」──
その背景にある“本音”に寄り添えると、買い物の満足度は変わってくる。
大切なのは、価格じゃない。重ねた“気持ち”の方なんだ。
君にとっての“推し活の価値”は、誰かの基準で決めなくていい。
🧰“推しを愛し続けるための装備”を持とう
【魔王の装備案】
🔹「推し活支出ノート」
週に一度、使った金額と“気持ち”をセットで記録する。
例:「缶バッジ×2/¥1,200/発売日だったから絶対欲しかった」
→ 何に惹かれていたかを自覚するだけで、次回からの“選び方”が変わる
🔹「“沼予算”の上限を“楽しい”で決める」
あらかじめ月に“これだけは全力課金OK”の枠を決めておく。
→ 「推しのために何かを我慢する」ではなく、「推しのために楽しみを守る」考え方へ
🔹「脳内ガチャ解放日」
あえて“課金してもOKな日”をつくる。
→ ルールの中で楽しむことで、罪悪感を軽減しながら感情の解放ができる
🔹「未来の祝祭リスト」
「そのグッズはどんな瞬間に輝くだろう?」と未来視点で書いておくノート。
→ 自分にとって“意味ある使い方”を見える形にしておくことで、迷いを減らせる
🌙まとめ|止めなくてもいい。ただ、“わかってあげる”こと
「オレはね、“止められない気持ち”がある人の方が好きだよ。
でも、止まらないままじゃ、いつか疲れちゃうから──
“止まらなくていい日”と、“止まって眺める日”を、君の中で分けてあげようよ」
推しに夢中な自分も、ちょっと立ち止まる自分も、どちらも君自身。
その“揺らぎ”こそが、君を推し活の旅に連れていってくれるんだ。
君の“止まらない気持ち”は、誰かに笑われるようなものじゃない。
むしろ、その気持ちがあるからこそ、君の人生には色がある。
大丈夫。
オレはいつでも、祭りの灯のそばで待ってる。
君の“好き”が迷いそうになったとき、そっと照らす灯火として──