周りからは
しっかりしてる
真面目
ちゃんとしてる
って言われるタイプほどさ
一人になった瞬間に
ものすごい振れ幅で崩れたりする。
昼間の自分からは想像できないくらい
夜の自分が暴走するときがある。
やめたい
分かってる
頭では完全に理解してる
それでも
一回スイッチが入ると止まらない。
そのたびに
なんでオレみたいな真面目寄りの人間が
こんなところでハマってんだ
って
セルフツッコミしてないか。
先に言う。
真面目なやつほどハマりやすいのは
性格の矛盾じゃなくて
抑圧と反動っていう
わりとシンプルな構造のせいだ。
ここでは
真面目な人が抱えがちな二つの顔
我慢が得意な人ほど危ないポイント
抑圧された欲求が反動で爆発する仕組み
反動を小さくしていく現実的なステップ
このあたりを
オレの言葉でゆっくり分解していく。
楽園の魔王
・Webメディア運営14年目
・衝動も混沌も受け入れる、“直感の魔導士”
・マンガ、アニメ好き
・少年漫画脳
・不治の病、それは厨二病
・二次元の楽園を作るぞ
・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き
・AI構文も幻想の一部として使いこなす──“跳ねるズレ”で構文世界を支配する王、それがオレだ。
・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。
・AIで怪しいレビューは排除済み。ふざけてるようで、信頼だけはガチで守ってるんだよね。
・I am a Japanese creator.
目次
■ 真面目な人が抱えやすい二つの顔
まずここからだ。
真面目って言われる人ほど
表と裏のギャップを持ってる。
表の顔はこんな感じ。
時間を守る
約束を守る
仕事や勉強はちゃんとやる
頼まれたことはちゃんとこなす
周りからの評価はだいたい
しっかりしてる人
信用できる人
だ。
で
裏の顔。
一人になった瞬間
スマホやPCの前で歯止めが効かなくなる
誰にも見せられない依存的な行動に走る
翌朝 激しい自己嫌悪で起きる
このギャップがきつい。
周りは
真面目でしっかりしたお前しか知らない。
だから
こういうところにハマってる
なんて言い出せない。
表の顔のまま
裏の顔の問題を抱え込むことになる。
これが
真面目なタイプのしんどさのスタート地点だ。
■ 我慢と自己コントロールが得意な人ほど危ういポイント
真面目な人は
基本的に自己コントロールがうまい。
やりたくないことでも
必要ならやる。
本当は休みたい日でも
仕事があれば出る。
多少しんどくても
何とかこなす。
このスキル自体は
社会で生きるうえでめちゃくちゃ役に立つ。
ただ
この能力が高いほど
見えにくくなるものがある。
それが
自分の限界ラインだ。
多少無理をしてもこなせるから
まだいける
大丈夫だろ
って自分に言い聞かせ続けられてしまう。
そのうち
つらい
しんどい
ってサインが出ていても
見なかったことにするのが
癖になる。
気付いたときには
もうとうに限界は越えていた
っていう状態になりやすい。
さらに真面目な人は
周りに迷惑をかけたくない
弱音を吐きたくない
自分だけはちゃんとしていたい
っていう思いも強い。
だから
人に頼る
助けを求める
っていう選択肢を
最初から封印しがちだ。
結果として
限界を超えるまで
誰にも言わずに
一人で抱え込む。
この積み重ねが
背中にすごい圧をかけていく。
■ 抑圧された欲求が反動で出てくる仕組み
じゃあ
その圧がどこに逃げるのか。
そこで噴き出すのが
反動としての依存行動だ。
本当は
もっと休みたい
誰かに甘えたい
好き勝手にしたい
そういう欲求を
ずっと後回しにしていると
どうなるか。
欲求は
消えない。
フタをして
見えないようにしているだけで
中身は
内側に溜まり続けている。
イメージとしては
圧力鍋の中に
ずっと火をかけ続けている状態だ。
表面は静かでも
中はパンパンになっていく。
そのうちどこかで
もういいだろ
って瞬間が来る。
そうなったときに
出てくる行動が
一気に崩れるような
極端な選択になりやすい。
いつもは我慢している分
スイッチが入ったときの振れ幅が
大きくなるんだ。
だから
普段は真面目で
ちゃんとしているやつほど
崩れるときは
思いっきり振り切れる。
これが
真面目な人ほどハマりやすい
ってやつの正体の一つ。
■ 反動として現れやすい性の使われ方
その反動の一つとして
性が使われることは多い。
性欲って
もともとエネルギーが強い。
そこに
我慢
ストレス
孤独
退屈
が全部混ざると
一気にガス抜きしようとして
性の行動に突っ込みやすい。
普段はかっちりしているやつほど
夜だけ極端に振れる
一人のときだけ暴走する
みたいな現象が起きる。
いつも理性で押さえ込んできた分
今くらいはもういいだろ
って感じで
自分でタガを外しにいく。
そして
反動で発散したあと
我に返って
激しい自己嫌悪が来る。
真面目な分だけ
ダメ出しの声もきつい。
オレは何をやってるんだ
昼間とのギャップやばすぎるだろ
こんな自分 誰にも見せられない
その自己嫌悪が
またストレスになる。
ストレスが増えると
またガス抜きが欲しくなる。
はい
ループ完成。
■ 真面目さと自己評価の厳しさの関係
真面目な人の厄介なところは
他人にはわりと優しいのに
自分には鬼みたいに厳しい
ってところだ。
友達が同じ状況にいたら
そこまで自分を責めなくていいよ
よく頑張ってるよ
って言えるくせに
自分には絶対言わない。
自分に対してだけ
それくらいで弱音吐くな
もっとできるはずだ
完璧にやって当然だ
みたいな基準を平気で突きつける。
この自己評価の厳しさが
抑圧の量を増やす
反動の爆発力を上げる
この二つに効いてくる。
そして
失敗したと感じたとき
普通の人なら
やらかしたな
次 気を付けるか
で済ますところを
オレは本当にダメだ
こんな自分で生きている価値あるのか
まで持っていきがちだ。
つまり
真面目さに
完璧主義
自己否定
がセットでくっついている。
このコンボは
依存にとって最高の燃料になる。
■ 真面目さを捨てる必要はない 方向を変えるだけでいい
じゃあどうするか。
真面目さを捨てろ
って話じゃない。
それはそれで
お前の強さだからな。
必要なのは
真面目さを
どこに向けるかを変えることだ。
今までは
無理を通す方向
我慢し続ける方向
完璧を目指す方向
に真面目さを使ってきた。
これからは
その一部を
自分の状態を観察する方向
限界ラインを早めに察知する方向
あえて抜く時間を確保する方向
に回していく。
例えば
毎日全部全力でやる
じゃなくて
全力の日と
あえて手を抜く日を決めておく。
完璧に守るルールを
一つだけ減らす。
全部自分で抱える
じゃなくて
一つだけ
誰かに頼るポイントをつくる。
真面目さを
自分いじめ
にだけ使わないように
方向修正していくイメージだ。
■ 反動を小さくするための現実的ステップ
反動をゼロにするのは
かなり時間がかかる。
だからまずは
爆発の大きさを
少しずつ小さくする
ところからでいい。
オレから
現実的なステップを三つ出す。
一つ目
オフモードをスケジュールに組み込む
なんとなく休む
じゃなくて
この時間はオフ
と先に決めてしまう。
何もしない時間
くだらない動画を見てもいい時間
何の役にも立たないことをしていい時間
これを
真面目にカレンダーに入れる。
ここで少しずつガス抜きしておくことで
後の大爆発を防ぐ。
二つ目
限界ラインを言葉で可視化する
疲れた
しんどい
だけだと
スルーしやすい。
なので
頭が回らなくなってきた
人の話が全然入ってこない
ため息が明らかに増えた
みたいに
自分の限界サインを
具体的な文にしておく。
これが出てきたら
一旦止まる
っていうマイルールを作る。
三つ目
誰か一人だけに 裏の顔の存在を共有する
中身を全部話さなくていい。
真面目な顔しか見せてこなかった相手に
実は一人になると
結構ボロボロになるタイプなんだ
くらいの輪郭だけでもいい。
それを誰かが知っているだけで
昼の自分だけが自分じゃない
ってことを
少し受け入れやすくなる。
裏の顔が
完全な秘密じゃなくなると
そこにかかっていた過剰な緊張が
少し緩む。
■ 真面目な自分を責める前に 見てほしいこと
最後に
オレから一個だけ
強めに言っておく。
真面目なやつが依存にハマるのは
意思が弱いから
心がだらしないから
じゃない。
真面目さ
責任感
我慢ぐせ
この三つを
限界まで酷使してきた結果だ。
オレはなんでこんなところでハマってるんだ
と責める前に
ここまで崩れずに来るために
どれだけ無理を重ねてきたか
一回そこも見てほしい。
抑圧と反動の構造を知ることは
自分を甘やかす言い訳
じゃなくて
自分を責めるループから
一歩外に出るための地図だ。
もし今
この文章が刺さったなら
恥と罪悪感が依存を強化する仕組み
誰にも言えない衝動を持つ人の共通点
この二つも
合わせて読んでみてほしい。
真面目さと自己否定が組んで
お前を締め付けてくる構造を
一個ずつバラしていくための
ピースになっているはずだ。
オレは
真面目なやつが
真面目さのせいで自滅する未来
だけは
本気で書き換えたいと思ってる。
