コンカフェって、見た目はキラキラしてる。衣装も世界観も可愛い。だからこそ、最初に店を間違えると一気に削れる。
合わない空気、噛み合わないルール、逃げ道のない関係。そういう地雷は、世界観の糖度が高いほど隠れやすい。
でも安心しろ。選び方には型がある。
大丈夫だ。
オレが言いたいのは一つだけだ。最初の1店舗は、センスじゃなく仕組みで選べ。気合いじゃなく条件で守れ。
この記事で分かること
・コンカフェのコンセプトの全体地図
・自分が失敗しにくいコンセプトの選び方
・世界観より大事な店の中身チェック
・応募前に聞くべき質問テンプレ
・面接と体験での最終判断ポイント
読んだあと、あなたがやることはシンプルだ。
自己診断でタイプを決めて、候補を3店に絞って、質問を投げて、体験で見極める。これで事故率は一気に下がる。
怖いのは、真面目な証拠だ。
ただ、真面目なやつほど我慢で乗り切ろうとして失敗する。だから最初から我慢しなくていい場所を選べ。そこがスタートラインだ。
目次
結論:コンセプト選びで失敗しない3原則
最初に結論を叩きつける。コンカフェのコンセプト選びで迷うなら、この3つだけ守れ。
原則1:自分の強みは「世界観」より「稼働スタイル」で決める
可愛いが好き、病みかわが好き、メイドが好き。分かる。だがそれは入口でしかない。
続くかどうかは、あなたが日々どんな接客でエネルギーを使うかで決まる。
盛り上げるのが得意か、1対1で相手の話を聞くのが得意か、決まった役を演じるのが得意か。
自分の稼働スタイルに合う店を選べ。合えば楽になる。合わなきゃ消耗する。
ここでいう稼働スタイルは、才能じゃなく消費のしかただ。
同じ3時間でも、テンションで走るタイプと、落ち着いて会話を積むタイプでは消費の種類が違う。自分の電池の減り方を理解してから店を選べ。
原則2:稼ぎは「客層×単価×回転×ルール」で決まる
コンカフェは、かわいいだけで稼げるわけじゃない。
稼ぎを決めるのは、客層と単価と回転とルールだ。
常連が多いのか、新規が多いのか。
チェキやドリンクが主戦場なのか、会話の時間が主戦場なのか。
バックの仕組みが透明か、引かれる費用が多いか。
この4つの掛け算で、現実が決まる。
たとえば回転が速い店は、席替えが多いぶんチャンスも多いが、気力の消費も早い。
逆に常連中心の店は、一人に深く刺さると強いが、合わない客が固定になるとしんどい。
どっちが良い悪いじゃない。あなたがどっちで呼吸できるかだ。
原則3:最初の1店舗は「続く店」を選び、尖った店は2店舗目以降
尖ったコンセプトほど、刺さる人には天国で、刺さらない人には地獄だ。
最初から尖りに行くと、失敗した時に立て直しがきかない。
最初の1店舗は、続く店。守りがある店。説明がある店。
そこで働き方と距離感を覚えてから、尖りに行け。順番が命だ。
最初から完璧にハマる店を当てようとするな。
最初の目的は、仕事の型と自分の限界値を知ることだ。そこを安全に経験できる店が、初心者の勝ちだ。
コンカフェの主なコンセプト分類(まず地図を作る)
店名の単語に振り回されるな。
同じメイドでも、稼ぎ方も客層もルールも全然違う。だからまず地図を作る。
下の表は、初心者が迷子にならないための分類だ。ここから自分の相性を探していけ。
そして覚えておけ。コンセプトは看板。中身は運営。運営はルールに出る。
| コンセプト例 | 客層の傾向 | 求められる接客 | 稼ぎ方の傾向 | 向いてるタイプ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| メイド系 | 幅広い、初心者も多い | 丁寧、かわいさ、会話 | チェキ・ドリンク・指名系が多い | 基礎からやりたい | 店の当たり外れが大きい |
| 学園系 | 若め、ライト層 | 友達感、軽さ | 回転+チェキ | ノリがいい | 空気が体育会系になる店も |
| アイドル系 | 推し文化が強い | 明るさ、発信 | チェキ・物販・イベント | SNSが苦じゃない | 発信圧が強いことがある |
| 地雷・量産型系 | 世界観重視 | 演じる、雰囲気 | 指名・固定客 | 役に入り込める | メンタル消耗に注意 |
| ゴシック・病みかわ系 | コア層 | 世界観の一貫性 | 指名・常連 | 好きが明確 | ルールが細かい場合あり |
| 男装・執事系 | 女性客も増える | 立てる、会話力 | 接客力+固定客 | 会話が得意 | キャラ作りが必須な店も |
| アニメ・ゲーム系 | オタク層 | 共通話題、知識 | ドリンク+会話 | 趣味が合う | 話題の偏りで疲れる場合 |
| バー・ダイニング系 | 大人、会話目的 | 落ち着き、距離感 | ドリンク単価+会話 | 静かに話せる | かわいさ勝負だけでは厳しい |
| 和風・旅館風 | 落ち着き層 | 丁寧さ、所作 | 会話+常連 | 丁寧に積める | 作法ルールがある場合 |
| 猫・獣耳系 | ライト層 | かわいさ、反応 | チェキ+ドリンク | リアクションが得意 | ぶりっ子強制は回避 |
| 制服・テーマ衣装系 | イベント好き | ノリ、写真対応 | イベント売上 | 体力と段取り | 繁忙期の負荷が高い |
| 体験型・イベント多め | 参加型 | 体力、段取り | イベント売上 | 体力に自信 | スケジュールがハード |
ここでのポイントはこれだ。
名称ではなく運営の中身で選ぶ。
同じコンセプトでも、ルールが違えば別の仕事だ。だから次の自己診断に行く。
自己診断:あなたが失敗しにくいコンセプトの選び方
自分がどのタイプか分からないまま、世界観だけで選ぶと事故る。
だから先に診断する。難しくない。正直にチェックしろ。
ミニ診断(チェック式)
当てはまるものにチェックを入れろ。
・初対面でもテンションを上げて盛り上げられる
・1対1で相手の話を聞くのが得意
・決まった役を演じるのが好き
・SNSや写真投稿が苦じゃない
・体力に自信がある
・夜遅くまで働ける
・終電上がりが必須
・お酒は飲める方だ
・お酒はほぼ飲めない
・静かな会話の方が落ち着く
・場の空気を読むのが得意
・自分から話題を作るのが得意
・指示があると安心する
・自由に話す方が得意
・人の感情に引っ張られやすい
・嫌なことを断るのが苦手
結果の見方(おすすめコンセプト)
チェックが多いところが、あなたの土台だ。
ここは正確に言う。
・盛り上げ型が強い
学園系、アイドル系、イベント多め系が向きやすい。回転が速い席でも空気を作れる。
ただし、盛り上げを義務にされると壊れる。ルールの圧は必ず確認。席替え頻度やイベント回数も聞いておけ。
・会話型が強い
バー系、男装執事系、落ち着いたメイド系、和風系が向きやすい。
お客の話を引き出して、安心させて、固定客を育てるタイプだ。
ただし、相手の愚痴や重さを全部受けるな。店の守りがあるかが重要。困った客を外す権限が店側にあるかを見ろ。
・演じる型が強い
地雷・量産型、病みかわ、ゴシック系が向くことがある。世界観に入り込めるのは武器だ。
ただし、役が濃いほど切り替えが必要になる。素の自分が削れない店を選べ。退勤後までキャラを強制される店は避けろ。
・発信型が強い
アイドル系、サブカル系、イベント系が向く。
SNSで人を呼べる子は強い。だが発信は武器であり負担でもある。顔出し範囲と強制の有無は必ず確認。投稿ノルマやアカウントの所有権も確認しろ。
・指示があると安心、自由だと迷う
台本や定型の接客がある店が向く。新人研修がある店、マニュアルがある店は、初心者に優しい。
逆に放置される店は、あなたが悪いんじゃない。環境が悪い。
・人の感情に引っ張られやすい、断るのが苦手
守りが強い店だけにしろ。これを甘く見ると一発で削れる。
ボーイが席のトラブルを切れるか、嫌な客を外せるか、連絡先交換を止めるルールがあるか。ここが命綱になる。
ここまでで、自分が寄せるべき方向が見えたはずだ。
次は、世界観より大事な店の中身を見に行く。ここが本番だ。
コンセプトより大事な「店の中身」チェック項目
初心者が一番やるミスは、コンセプトで決めて、中身を見ないこと。
中身は数字とルールと守りでできている。ここを見れば、だいたい安全かどうか分かる。
チェック項目(表)
| 項目 | 良い店の目安 | 危ないサイン |
|---|---|---|
| 衣装代・レンタル | 料金が事前に明確、上限もある | 内訳が曖昧、後出し |
| クリーニング代 | 実費で妥当、説明がある | 毎回高額、根拠がない |
| 罰金・ペナルティ | ない、または内容が明確で軽い | 罰金が多い、恐怖で縛る |
| ノルマ | なし、または現実的 | 数字が重い、圧が強い |
| シフト自由度 | 希望制、相談可能 | 強制、休むと圧 |
| バックの仕組み | 種類と率が明確、説明が丁寧 | 何で稼ぐか分からない |
| 引かれる費用 | 先に全部出る | 最後にまとめて引く |
| 給料の支払い | 日払い条件が明確、振込日が固定 | 支払い日が曖昧、遅れる話が出る |
| 身分証の扱い | 確認は丁寧、保管が明確 | 雑に預けさせる、説明なし |
| 客層 | 泥酔が少ない、店が守る | 泥酔多い、放置される |
| スタッフの守り | トラブル時の導線がある | 困っても助けない |
| 辞めやすさ | 退店ルールが普通 | 違約金、脅し、引き止め |
| SNSの扱い | 任意、顔出し範囲を選べる | 強制、個人情報を晒させる |
この表で、一番大事なのは2つだ。
説明が先に出るか。守りがあるか。
どれだけ世界観が刺さっても、説明が濁る店はやめろ。後で揉める。
衣装代が高いのが悪じゃない。
悪いのは、あなたが知らないところで引かれることだ。知らない引かれ方は、心を削る。
それと、辞めやすさ。ここは軽く見られがちだが超重要だ。
入るときは勢いでもいい。だが辞めるときは現実だ。辞められない店は、最初から選ぶな。
初心者ほど、守りの項目を軽く見てしまう。
だが現場では、嫌な客より、嫌な運営の方が逃げ道を消す。運営が透明なら、客トラブルは解決できる。運営が不透明なら、全部あなたの責任にされる。そこだけは覚えとけ。
応募前に確認する質問テンプレ(これで事故が減る)
応募前の質問は、あなたを守る盾だ。
店に失礼かどうかで悩むな。聞いて嫌がる店は、そもそも危ない。
ここはコピペで使える形にする。短く、数字を引き出す。
質問テンプレ(そのまま送れる)
・はじめまして。体験入店を検討しています。以下を教えてください。
1 時給はいくらですか。
2 バックの種類と率は何がありますか(ドリンク、チェキ、指名など)。
3 衣装レンタルやクリーニングなど、引かれる費用の内訳はいくらですか。
4 ノルマやペナルティがある場合、具体的にどんな内容ですか。
5 終電上がりは可能ですか。難しい場合、送りの有無と料金を教えてください。
6 SNSは必須ですか。顔出し範囲は選べますか。
7 体験入店の流れと当日の持ち物を教えてください。
8 給料の支払い方法と締め日、振込日はいつですか。
9 連絡先交換は必須ですか。店のルールとして制限はありますか。
これだけでいい。余計に長文にしなくていい。
相手の返答で、店の姿勢が見える。数字が返ってくるか、説明が丁寧か、それだけ見ろ。
返事が曖昧なら、追加で一言。
・ありがとうございます。念のため、引かれる費用の項目と金額をもう少し詳しく知りたいです。
これで出ないなら、候補から外せ。
さらに、返答の温度も見る。
質問に対して怒る店は、現場でも怒る。
丁寧に答える店は、現場でも丁寧に守る可能性が高い。あなたはそこで働く。遠慮より相性で選べ。
面接・体験入店で最終判断するポイント
応募前に確認しても、最後は現場の空気だ。
面接と体験入店は、あなたのための最終審査。あなたが店を審査する。
見るべきポイントは、意外と少ない。だが鋭い。
最終判断の基準
・説明が数字で出る
曖昧にしない。時給、バック、引かれ物、全部数字で出る店は強い。
・引かれる費用が先に出る
最後にまとめて引かれる店は、揉める原因を育ててる。
・困った時の導線がある
トラブルが起きた時、誰にどう伝えるかが明確か。ボーイが守るか。先輩がフォローするか。
・断った時に態度が変わらない
ここが試金石だ。
体験後に、いったん考えますと言った瞬間に冷たくなる店は、長期で見るともっと冷たい。
さらに、初心者向けの観察ポイントを足す。
・女の子たちの表情が死んでいないか
・バックヤードの空気が荒れていないか
・スタッフの言葉づかいが雑じゃないか
・ルール説明が恐怖で縛る方向じゃないか
・困ってる子に声をかける文化があるか
そして最後に、断り方の型も渡す。これがあるだけで怖さが減る。
体験後に迷ったら、こう言えばいい。
・今日はありがとうございました。少し考えて、明日までにお返事します。
これで圧をかけてくる店は、結局あとで圧をかける。見切れ。
店の空気は嘘をつけない。
みんなが疲れ切ってる場所は、あなたも同じ顔になる。未来が見える場所には入るな。
よくある不安Q&A
ここは迷いを溶かすパートだ。あなたの不安は普通だ。だが放置すると足が止まる。だから答える。
Q お酒が飲めないと不利
A 店による。酒が武器の店もあるが、会話と雰囲気で勝てる店もある。面接で飲酒の圧があるかを確認しろ。無理飲みが前提なら避けるのが正解だ。
Q 顔に自信がないと無理
A 無理じゃない。コンカフェは、可愛さの種類が分散している世界だ。清潔感、反応の良さ、会話の安心感で強い子は多い。自分の勝ち筋を作れ。髪、肌、姿勢、声のトーン。この4つで印象は変わる。
Q 人見知りでもできる
A できる。ただし店選びが重要だ。回転が速い店より、会話が落ち着く店の方が向くことが多い。体験入店で、無理に盛り上げ役にされないかを見ろ。合う場所なら、人見知りは丁寧さに変わる。
Q SNSが苦手でも大丈夫
A 大丈夫な店はある。ただし発信が売上の柱の店もある。苦手なら、強制がない店を選べ。顔出し範囲やアカウントの扱いは必ず確認。あなたの生活を壊してまで伸ばす必要はない。
Q 身バレが怖い、何から守る
A 最初に守るのは、顔と本名と生活圏だ。
顔出しの必須範囲、写真の管理、源氏名の運用、送りの降車位置、SNS投稿のルール。これを面接前に確認しろ。身バレは、運ではなく設計で減らせる。
Q 1店舗目で失敗したらどうする
A 失敗しても終わりじゃない。むしろ学びになる。だが、辞められない失敗だけは避けろ。違約金や脅しのある店は最初から入らない。辞め方が普通の店なら、方向転換できる。
Q 面接で何を見られる
A 見られるのは、完璧さじゃない。反応の良さ、清潔感、時間を守れるか、受け答えが素直か。
逆に言えば、あなたも店を見ていい。説明の透明度、雰囲気、守り。面接は対等だ。
Q 男装系に興味あるけど不安
A 興味があるなら候補に入れていい。
ただし、男装はキャラの一貫性が求められることがある。面接で、どこまで演じる必要があるか、衣装費、客層、接客の距離感を確認しろ。無理なく続けられる範囲で選べ。
Q 週1や短時間でもできる
A できる店もある。だが短時間歓迎と言いながら、実際は固定シフトを求める店もある。応募前に、最低出勤回数や繁忙日の優先度を聞け。あなたの生活リズムを守れる店が勝ちだ。
Q メイクや衣装に自信がない
A 最初から完璧である必要はない。大事なのは清潔感と、世界観に合わせる意識だ。店によってはメイク講習や先輩のフォローがある。逆に、何も教えずに見た目だけを責める店は避けろ。初心者を育てない店は、消耗させる。
Q 友達と一緒に応募してもいい
A あり。ただし、入ったあとに比べられる可能性がある。友達と一緒なら、役割を分けろ。盛り上げ担当と会話担当みたいに、強みが違う店を選ぶと関係が壊れにくい。
まとめ:1店舗目の選び方は「尖り」より「続く」
最後にもう一回、強く言う。
最初の1店舗は、尖りより続く。これが勝ち筋だ。
コンセプトは入口だ。
あなたが本当に見るべきは、店の中身。数字。ルール。守り。辞めやすさ。
そこが整っていれば、世界観はあなたを削らない。むしろ支えてくれる。
次にやることは4つだけ。
迷ったら、選ぶ基準はひとつに戻せ。説明が透明で、守りがあるか。それがある店は、初心者の失敗を致命傷にしない。
その条件だけは、譲るな。
あなたの心が資本だ。
忘れるな。
1 自己診断でタイプを確定する
2 候補を3店に絞る
3 質問テンプレを送って、返答の透明度を見る
4 体験入店で空気と守りを確認して決める
怖いなら、それでいい。慎重なやつが生き残る。
あなたは選ばれる側じゃない。選ぶ側だ。
その目を持ったまま、最初の一歩だけ踏み出せ。オレが背中は押す。




