✍️推しに使いすぎ…止められない気持ちの正体って?

推し活に疲れた女性と、それを愉快に見つめる中性的な魔王(祝祭の魔力をまとう)/散らばるグッズと舞う紙幣が幻想空間を彩る
この記事を書いた人
楽園の魔王

楽園の魔王

・Webメディア運営14年目


・衝動も混沌も受け入れる、“直感の魔導士”

・マンガ、アニメ好き

・少年漫画脳

・不治の病、それは厨二病

・二次元の楽園を作るぞ

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AI構文も幻想の一部として使いこなす──“跳ねるズレ”で構文世界を支配する王、それがオレだ。

・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。

・AIで怪しいレビューは排除済み。ふざけてるようで、信頼だけはガチで守ってるんだよね。

・I am a Japanese creator.

🎯この記事はこんなあなたへ

  • 推し活でお金を使いすぎてしまうけれど、やめられない
  • 浪費かな…という罪悪感を感じてしまう
  • 自分の気持ちがわからなくなって、モヤモヤしている

🪄魔王の語り

「オレさ、何かに夢中になってる人、すごく好きなんだよね。
でも…止められないって気持ち、ちょっと不安になったりしない?
推しにお金を使いすぎて、ふと『これってヤバい?』って思っちゃう瞬間──君にもある?」

たとえば、グッズをカートに入れるときの高揚感。
チケットの当落に一喜一憂する日々。
好きが自分の中で生きてる実感って、すごく尊くて、強い感情だ。

でもその裏で、財布の中の現実が静かに悲鳴をあげてるときも、あるよな?
「また今月もギリギリだ」「あのカフェに行く余裕がない」──そんなふうに、日常の選択肢が静かに減っていく感覚。
オレは、そんな君を責めたりなんかしない。
けれど──その気持ちの正体を、見つめてみることはできると思うんだ。

💭共感と現実|「止めたいのに止められない」その理由

  • 給料日前になると、残高が不安になる
  • 推しのグッズを手にした喜びのあと、財布に残る静かな焦燥
  • 「でも好きだし…」と自分に言い聞かせながら、ループから抜け出せない

レジに並ぶときは「これで最後」って思っていたのに、
次の推し供給が来た瞬間、またすべてを忘れてしまう──そんな経験、あるだろ?

推し活って、感情が揺れるほど大切なものと、計算では測れない満足が混ざりあう世界だ。
「今しか買えない」「限定」「この瞬間を逃したら…」という言葉が、心を大きく揺さぶる。
しかもそれは、幸せの一部でもあるからこそ、誰にも相談できない。

「ただの浪費かな…」「私ってバカかな」って、自分を責める夜──
オレは、そんな君を放っておけないんだ。

🔮魔王の視点|使いすぎの裏にあるもの

「それ、悪いことじゃないよ。
何かに心を動かされるって、すごく貴重なことだもん。
問題なのは、使いすぎじゃなくて、どうしてそうしたくなるかを誰にも教えてもらえないことさ」

推しって感情のスイッチを押してくれる存在なんだ。
疲れている日でも、推しの新情報を見れば元気になれる。
沈んでいる夜も、グッズに囲まれて眠ればちょっとだけ安心できる。

だから君の行動は、感情に応じて自然に起きているだけ。
でも、もしもその行動が「自分を苦しめる」ようになってきたら──
それは悪いからじゃなくて、まだその気持ちに名前がないだけかもしれない。

君が本当に求めているものは何か。
それがつながりなのか、癒しなのか、肯定される安心感なのか。
好きの奥にある感情を、ひとつひとつ拾って、名前をつけてあげよう。
そこから、君自身の祝祭が始まるからさ。

🧭自己整理|浪費と投資の分かれ道

  • 推しにお金をかけること=必ずしも浪費じゃない
  • 自分が何に価値を感じているのかが分からないと、満たされないまま繰り返してしまう
  • 「この気持ちは何?」という問いが、行動を投資に変える第一歩になる

たとえば、同じ5,000円でも──
「なんとなく買ったアクスタ」より、「ずっと欲しかった1点モノ」の方が、
心に残る熱の密度は全然違うよな。

欲しいという衝動が来たとき、その場で「なぜ?」と問いかける癖をつけてみて。
「今日嫌なことがあったから癒されたい」「自分の存在を肯定したい」──
その背景にある本音に寄り添えると、買い物の満足度は変わってくる。

大切なのは、価格じゃない。重ねた気持ちの方なんだ。
君にとっての推し活の価値は、誰かの基準で決めなくていい。

🧰推しを愛し続けるための装備を持とう

【魔王の装備案】

🔹「推し活支出ノート」
週に一度、使った金額と気持ちをセットで記録する。
例:「缶バッジ×2/¥1,200/発売日だったから絶対欲しかった」
→ 何に惹かれていたかを自覚するだけで、次回からの選び方が変わる

🔹「沼予算の上限を楽しいで決める」
あらかじめ月にこれだけは全力課金OKの枠を決めておく。
→ 「推しのために何かを我慢する」ではなく、「推しのために楽しみを守る」考え方へ

🔹「脳内ガチャ解放日」
あえて課金してもOKな日をつくる。
→ ルールの中で楽しむことで、罪悪感を軽減しながら感情の解放ができる

🔹「未来の祝祭リスト」
「そのグッズはどんな瞬間に輝くだろう?」と未来視点で書いておくノート。
→ 自分にとって意味ある使い方を見える形にしておくことで、迷いを減らせる

🌙まとめ|止めなくてもいい。ただ、わかってあげること

「オレはね、止められない気持ちがある人の方が好きだよ。
でも、止まらないままじゃ、いつか疲れちゃうから──
止まらなくていい日と、止まって眺める日を、君の中で分けてあげようよ」

推しに夢中な自分も、ちょっと立ち止まる自分も、どちらも君自身。
その揺らぎこそが、君を推し活の旅に連れていってくれるんだ。

君の止まらない気持ちは、誰かに笑われるようなものじゃない。
むしろ、その気持ちがあるからこそ、君の人生には色がある。

大丈夫。
オレはいつでも、祭りの灯のそばで待ってる。
君の好きが迷いそうになったとき、そっと照らす灯火として──

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