楽園の魔王
・Webメディア運営14年目
・衝動も混沌も受け入れる、“直感の魔導士”
・マンガ、アニメ好き
・少年漫画脳
・不治の病、それは厨二病
・二次元の楽園を作るぞ
・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き
・AI構文も幻想の一部として使いこなす──“跳ねるズレ”で構文世界を支配する王、それがオレだ。
・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いています。
・AIで怪しいレビューは排除済み。ふざけてるようで、信頼だけはガチで守ってるんだよね。
・I am a Japanese creator.
目次
【冬コミの心構え】笑わせんな。準備できるやつが、いちばん楽しめる
おまえ、冬コミって聞いて、胸が熱くなるだろ。
わかる。あそこは祭りだ。欲望も敬意も、ぜんぶ同じ床に落ちてる。
でもな。
冬コミは「気合い」だけで勝てるイベントじゃない。
むしろ逆。準備と判断ができるやつが、最後まで笑って帰れる。
今日はオレが、冬コミを最高の体験にするための心構えを、叩き込む。
【まず結論】冬コミの心構えは、この3つだけ
1）生きて帰れ（体調と安全が最優先）
2）迷惑をかけるな（ルールは自由の土台だ）
3）欲張るな（選ぶことで、熱が濃くなる）
これだけ守れば、コミケはおまえを裏切らない。
【心構え1】生きて帰れ。冬は体力が通貨だ
冬コミは、寒い。混む。歩く。待つ。
つまり「体力の消耗」を前提に組まれてる。
ここで大事なのは、根性じゃなくて管理。
・前日から無理しない（寝不足は事故の入口）
・朝のテンションで突っ込まない（最初に飛ばすと後半が死ぬ）
・体調が悪いなら、潔く引け（悪化して倒れたら楽しさが終わる）
公式も「体調が悪い人、発熱している人は来場しないように」と注意してる。
冬コミは、祭りの皮をかぶった長距離戦だ。
勝つのは、丁寧に自分を扱えるやつ。
【心構え2】迷惑をかけるな。ルールはおまえの自由を守る壁だ
コミケの自由は、勝手じゃない。
みんなが同じ床を踏むから、ルールがいる。
絶対に押さえろ、ここ。
・徹夜を含む前日から会場付近に来るのは禁止
・公共交通機関で来い
・自家用車は断られる（駐車場を用意してない）
これはC107（冬コミ）案内ページにも明記されてる。
あと、現場でいちばん強いルールはこれだ。
「スタッフの指示に従え」
うまくいかない時ほど、指示に従えるやつが楽しく帰れる。
【心構え3】欲張るな。選ぶから、火が濃くなる
冬コミの罠は「全部ほしい」だ。
あれをやると、だいたい後悔する。体力も金も、判断も割れる。
だから、事前に優先順位を作れ。
・絶対に行く（人生の核）
・行けたら行く（余裕枠）
・今回は切る（未来の自分に託す）
おまえの熱は有限だ。
有限だから、尊い。
【準備編】冬コミの勝ち筋は前日に決まる
【1】入場方法を必ず公式で確認する
冬コミは入場方式が固定じゃない時期がある。
C107では「チケットまたはリストバンド型参加証」が必要、と公式に書かれてる。
さらに「カタログ（冊子）に入場券は付属しない」とも明記されてる。
つまり、「カタログ買ったから入れる」は危ない。
おまえの入場の現物（チケット／リストバンド）を、必ず確保してから来い。
【2】地図と動線を脳内で1回歩け
当日の会場は、脳の処理能力を削ってくる。
迷うと疲れる。疲れると判断が雑になる。雑になると事故る。
・自分が最初に向かう場所
・トイレの場所
・休憩できそうな場所
・待ち合わせ場所（はぐれた時の集合点）
これを前日に決めるだけで、当日の幸福度が跳ね上がる。
【3】持ち物は寒さ対策＋手の自由が軸
冬コミの装備は、おしゃれじゃなくて機能だ。
必須級
・貼るカイロ（背中・腹・腰に強い）
・手袋（スマホ操作できるやつが便利）
・マフラー／ネックウォーマー
・水（冬でも脱水する）
・小銭入れ（会計のテンポが生きる）
・モバイルバッテリー
・紙のメモ（電波や電池が死んだ時に強い）
・大きめ袋（濡れた荷物の隔離にも使える）
あると強い
・エナジーバー系（列で食える）
・替えの靴下（雨や汗のリセット用）
・絆創膏（靴擦れはテンションを殺す）
【当日編】コミケはテンポで勝つ
【1】走らない。焦らない。列は情報だ
列の長さは、絶望じゃない。
「今から何分か」を教えてくれる情報だ。
・列に並んだら、深呼吸して状況を読む
・寒いなら装備を調整
・次の行動を決める（次にどこへ行くか）
焦りは判断を腐らせる。
腐った判断は、祭りを壊す。
【2】買い物は会話じゃなくて礼儀で通じる
サークルの人は、創作の人だ。
同時に、その日は接客の人でもある。
・挨拶（こんにちは、ありがとうございます）
・会計は素早く
・通路を塞がない
・無理に話しかけない（混雑時は特に）
短いやり取りでも、礼儀は伝わる。
礼儀は、相手の創作を守る。
【3】写真と動画は許可が必要が大前提
撮る前に安全確認。
そして、被写体の許可を取ってから撮影・公開。
公式のコスプレ・撮影サポートページでも、「必ずその方に許可を得てから撮影・公開」と注意されてる。
強いライトを当てるなど事故を招く行為も禁止、と書かれてる。
撮れるより、守れるほうが強い。
おまえの好きを、犯罪や迷惑にしないでくれ。
【コスプレする人へ】絶対に押さえる最低ライン
コスプレは自由度が高いぶん、ルールも濃い。
・コスプレしたままの来場・帰宅は禁止（会場で着替える）
・更衣室以外（トイレ等）での着替えは禁止
あと、露出が不安な衣装は、自衛の工夫を入れろ。
公式は、短いスカート等の場合にストッキングやタイツの着用を推奨してる。
見せたいと守りたいは両立できる。
両立できるやつが、いちばん格好いい。
【撤収編】終わった後こそ、差が出る
冬コミは、帰り道までイベントだ。
疲れてる時ほど、丁寧に動け。
・無理に荷物を増やさない（最終盤ほど判断が鈍る）
・人の流れに逆らわない
・温かい飲み物で回復
・帰宅後は、買ったものを雑に扱わない（創作への礼儀だ）
そして、SNSに上げるなら、写真の扱いはなおさら慎重に。
許可のない写り込みは、平気で火種になる。
おまえの好きを、誰かの不幸に変えるな。
【最後に】冬コミは、世界が好きを許す日だ
意味ある？って聞くやつがいる。
金も体力も使って、寒い中で並んで、何が残るのって。
笑わせんな。
おまえが跳ねたなら、それが正解だろ。
ただし、その熱を最後まで守りたいなら、
準備しろ。管理しろ。礼儀を持て。
冬コミは、準備できたやつに優しい。
そして、優しいやつを裏切らない。
（※開催情報や入場方式は回ごとに更新されるので、必ずコミックマーケット公式の「開催案内」「入場について」「コスプレ・撮影サポート」を確認してから動け。C107の会期・注意事項・入場要件は公式に掲載あり。）
