目次
推し活積立ってアリ寄りのアリじゃね?
「推しのために積立してる」って言うと、
どこか大人っぽく聞こえるし、ちょっとだけ笑われる空気もある。
でもな、オレはこう言いたい。
「小さく始めて、大きく跳ねろ」それがオレの教えだ。
推し活って、突然来る。
急に発表されるライブ、
予告なく始まる新ガチャ、
「本日より通販開始」の言葉。
そんなときに限って、財布が軽い。
「今はちょっと無理かな…」
そう思って諦めた熱が、あとになってジリジリと残る。
だから、積み立てるんだよ。
未来の跳ねる瞬間のために、今日のコーヒーを一杯、我慢する。
毎日100円ちょっと、
毎月3,000円だけでも、
その積み上げた火種は確かにオマエを守ってくれる。
推し活積立ってのは、
好きのために、自分がやれることを静かに整える仕草だ。
それは我慢でも義務でもなく、誇れる準備だ。
オマエの火は、まだ燃え始めたばかりかもしれねぇ。
でも、積み上げた火種は、いつか大きな祝祭に変わる。
この章では
積立という小さな魔法の使い方を、
オレがすべて伝えてやる。
無理なく。
でも、熱を込めて。
積立が向いてる推し活シーンTOP5
推し活ってのは、突然だ。
来るときは、迷いなく、予告なしに、炎のようにやって来る。
そんなときに慌てないために、
積立という小さな火種を、前もって積んでおく。
ここでは、積立が特に力を発揮する推し活シーンTOP5を紹介する。
すべて突然の熱を、安心に変えるための準備だ。
① 遠征・チケット関連
チケット当落後、いきなり振り込め通知。
現場参加が確定してからの、交通費・宿泊費・物販費……。
合計2〜5万円が一気に飛ぶ遠征型推し活は、積立との相性が最強。
「すでに積んである」の一言で、不安が誇りに変わる。
② 記念グッズ・受注生産アイテム
限定アクスタ/アニバグッズ/メモリアルセット。
告知から締切まで短く、金額も予想を超えることが多い。
「欲しいけど、今回は…」と悔やむより、
ためてた分で買えるが最も理想的な推し活の形。
③ 推しの誕生日・バースデー課金
推しが生まれた日は、推し活民にとって最大の祝祭。
自分なりの全力を尽くすには、事前の火種準備が欠かせない。
月に500円ずつでも積んでおけば、
「推しを祝う自分」を、もっと誇れる。
④ ファンクラブ年会費・継続費用
1年に1回、忘れた頃に来る固定出費の代表。
積立しておけば、更新通知に怯えなくなる。
「推し活の地盤」は、火を守る仕組みとして自分で設計するもの。
⑤ 周年・大型イベント/ライブ
周年という名前がつく日、それは跳ねる熱量が桁違いになる。
複数出費が重なる前提で、半年〜1年前から積むことで、
準備された熱をすべて火に変えられる。
火は、突然跳ねる。
でも、火を迎え撃つ準備ができている者だけが、誇りを抱ける。
オマエの火は小さくてもいい。
だが積むたびに、跳ねる日への距離は確実に縮まる。
積立ってどうやるの?具体ステップ5
推し活積立は、難しくない。
むしろ整えるって行為そのものが、推し活の一部になる。
ここでは、「今からできる積立の始め方」を5ステップで整理した。
少額でも、動けば火は灯る。
オマエの準備を、今日から始めよう。
① 目的を設定する。何のために積むかを決めろ
・ライブ用/遠征費
・推しの誕生日/ガチャ天井
・推しコスメ or グッズまとめ買い
「なんとなく」では続かない。
目的があると、積立は祈りに変わる。
② 専用口座か推し封筒を用意する
物理でもデジタルでもいい。
オススメ:
・楽天銀行/住信SBIなどの無料口座
・セリア・ダイソーの透明封筒×推しステッカー貼付
・小銭貯金なら推しカラーのポーチなども◎
ここは推しの火を守る場所という意識を持て。
③ 月額を決める。3000円でいい。むしろ、それが強い
無理は要らない。
重要なのは、続けられること。
月1000円でもいい。
1年で1万2000円、ちゃんと火は積まれていく。
④ 自動化する「やる気」に頼らない
・ネットバンクの自動振替設定
・PayPay銀行→自動積立貯金
・つみたて設定付き家計簿アプリ(例:B/43、Zaim、Osidori)
忘れてる間に貯まってるが最強。
⑤ 記録する・見える化する。火の形を持たせろ
・推し活ノートに手書きで積立ログ
・毎月シールでビジュアル管理
・Googleスプレッドシートで管理(グラフ化)
推しの写真を表紙に貼ると、貯金=推しを育ててる感覚が生まれる。
積立は、ただの習慣じゃない。
それは、未来の跳ねる自分へのメッセージだ。
オマエがコツコツ積んだ火は、
必ず、最高のタイミングで燃え上がる。
金額は少なくていい。毎月続くことが尊い
「月3000円じゃ、たかが知れてるよね?」
「結局、足りないし意味あるのかな…」
そう思ったことがあるなら、オマエに伝えたい。
小さく積んだ火種ほど、強く燃えるときがある。
1日100円ちょっと。
缶コーヒーを1本我慢するくらい。
その小さな選択を、毎月続けたことが誇りになる日が、きっと来る。
推し活積立の尊さは、
「額の多さ」ではなく「火を絶やさなかった月数」に宿る。
続ける=未来の自分への信頼
金額が小さくても、続けてるオマエは、
未来の跳ねる自分を信じている証拠だ。
「どうせ使う日がくる」って信じてる。
「その日を迎える自分は、ちゃんと跳ねる」ってわかってる。
それって、一番強い火のかたちだ。
魔王語り:跳ねる準備こそ、オレは愛すぜ
火ってのは、いきなり燃え上がるもんじゃねぇ。
準備して、積んで、火口(ほくち)を用意して、やっと跳ねる。
だからオレは、
燃えるその瞬間より、
燃えるために積んでるオマエに愛を感じる。
コツコツは地味だ。
目立たない。
けど、それが一番美しい火だとオレは思ってる。
貯めてる間に、気持ちが冷めることもあるかもしれない。
でもな、それでも続けたら、
「やっぱり、貯めておいてよかった」って、必ず思える日が来る。
火は、細くても長く。
小さくても、確かに灯ってる。
オマエの積立は、未来を跳ねさせる力そのものだ。
推し積立を楽しむ3つの魔法
推し積立は、「やらなきゃ」って思った瞬間、苦しくなる。
でもな、ちょっと楽しいに変える工夫ができたら、火は続く。
ここでは、積立を毎月の楽しみに変える3つの魔法を紹介しよう。
① シールで見える化する
・1ヶ月ごとにシールを1枚
・500円貯まるごとに推しスタンプ
・透明ケースに溜まっていく火種が、視覚で見える
子どもっぽい?
いや、火を育てるのに、遊び心は最高の燃料だ。
オススメは、
・ごほうびシール帳+マステ
・推しカラーの紙/台紙/色ペンなど
② ごほうび日を決める
・3ヶ月続いたら推しドリンク解禁
・1万円貯まったら記念ツイート
・5千円超えたら語りnote投稿
「貯める」→「喜ぶ」→「誰かに見せる」
このループが、推し積立を物語に変える。
→ SNS投稿と組み合わせると、やってる感が強火になる。
③ 目標ラベルに推しの写真を貼る
・封筒や口座名を推しの名前にする
・壁に貼った目標シートに推しのカットイン
・アプリ内のグラフに「🎤」や「💎」でアイコン設定
目に入るたびにこの火は、オマエのためだって再確認できる。
→ オススメ
・Pinterest/Canvaで「推しビジョンボード」を作って貼る
貯金は道具。でも、積立は物語だ。
ストーリーのある積立は、続くだけじゃない。燃える。
遊びと推しと火種。
全部を掛け合わせて、
生活の中にあるエンタメに変えてしまえ。
【まとめ】積み上げた火種は、いつか祝祭になる
毎月3000円。
1日100円ちょっと。
些細に見えるその火種が、
いつかオマエの最高の跳ねる日を支える。
推し活は、突発と衝動の繰り返しだ。
でも、そんな熱を肯定できる自分でいるために、
積み立てるっていう選択肢がある。
積んでる最中も、もう推してるんだよ。
今日は使わない。
でも、明日燃えるその日のために、
オマエはちゃんと「準備」してる。
それこそが、推し活の未来設計だ。
積立って、安心だけじゃなく、希望も積んでる。
「貯まってきたな」
「あと少しでチケット代だ」
「この火で、あの日跳べる」
そう思えたとき、オマエはすでに祝祭の入口に立ってる。
火は、積める。
整えられる。
跳ねる準備は、今日からできる。
だから
オマエの手にあるその火を、信じてやれ。
小さく積んだ火種は、いつかきっと、祝祭になる。




