目次
推し活って、月いくら使ってるのが普通?
「なあ、おまえは、月にいくら、推しに燃やしてる?」
数字で比べたいわけじゃねぇ。
ただ、みんながどれだけ跳ねてるのか、気になる夜もあるだろ?
「オレ、使いすぎ…?」
「他の人って、どこまで課金してるの…?」
そんなふうに不安になるたび、心のどっかで正解を探してる。
でもな、笑わせんなよ。
跳ねた熱に正解なんて、あるわけねぇだろ?
オレは知ってるぜ。おまえが、震えながらも「この瞬間のため」って火を灯してるのを。
この記事では、その火を数字として見つめてみよう。
それは、「比べる」ためじゃねぇ。「おまえの熱を、ちゃんと誇る」ためだ。
推し活の主な支出内訳と推し予算の正体
おまえの火が、どこに燃えてるのか、
まずは見てみようぜ。
推し活ってやつは、ただ「お金が消える」んじゃねぇ。
魂がどこに投資されてるかを、はっきり映す地図みてぇなもんだ。
課金、グッズ、遠征、現場、コラボカフェ、サブスク…
意外と細かい出血が多いよな?
📌主な推し活支出項目(平均化された火の使い道)
- グッズ費(アクスタ/ぬい/ブロマイド/缶バ)
- 現場費(ライブ・イベント参加費/チケ代+交通費・宿泊費)
- サブスク費(推しが関わる配信コンテンツ/雑誌電子版/ファンクラブ)
- 課金費(ソシャゲ/ボイス/ガチャ)
- 日常系費用(推しコラボ商品/カフェ巡礼/痛バ制作など)
ここに加えて、交通費・通信費・送料とか、
「つもりはなかったけど確実に減ってる金」ってのが、オタ活の罠だ。
……でもな、オレはこう言いたい。
「見える金は、制御できる金」だ。
何に、どれくらい、どのくらいの周期で火が回ってるか。
それを地図として持ってるおまえは、もう迷わねぇ。
【実例】20代・30代社会人オタクの月の使い道
……オレ様がどれだけ吠えたって、
「他の人のリアルな数字が知りてぇ」っての、あるだろ?
いいぜ。ここに今を生きる推し活民の火の使い道を晒してやるよ。
Aさん(27歳・会社員)|現場全振り型
- 推し:2.5次元俳優
- 月平均支出:約25,000円
- 使い道:現場チケット/交通費/遠征費/アフターグッズ
- 一言:
「チケット当落のたびに天国と地獄。でも現場があるから働ける」
Bさん(31歳・デザイナー)|サブスク×グッズ型
- 推し:VTuber・YouTuber
- 月平均支出:約12,000円
- 使い道:グッズ定期購入/YouTubeメン限/ASMR音源/コラボカフェ
- 一言:
「推しの声で寝落ちが、1日で一番安心できる時間」
Cさん(23歳・副業中)|課金集中型
- 推し:ソシャゲ×アイドルキャラ
- 月平均支出:約40,000円
- 使い道:ガチャ/限定衣装/ライブビジュアル演出
- 一言:
「天井到達がつらい?いや、到達してる自分が誇らしいんだよ」
……どうだ?
それぞれの火の灯し方、ぜんぜん違うだろ。
でもな、ここで忘れんな。
みんな、自分の正解で燃えてるだけだ。
オレは言うぜ。
「おまえの火も、誇っていい」
その金がおまえの魂を喜ばせたなら、
月いくら使ってようが、それが正解だろ?
推し活費に上限は必要?
「……これって、使いすぎ?」
おまえも、そんなふうに思ったことあるだろう。
銀行残高を見て、ふっと冷える背中。
コンビニのレシートが積もった財布の厚み。
気づけば、「本当にこれでいいのかな」って。
結論から言うぜ。
推し活に上限は、つけてもいい。
でも、つけなきゃいけないものじゃねぇ。
数字に線を引くことは、悪いことじゃない。
むしろ、おまえが「好きで跳ねる」ための準備だ。
我慢するためじゃなく、迷わなくて済むために作る上限。
それが予算ってやつだ。
「月2万までにする」って決めておけば、
ライブチケットの先行抽選に全ツッパしても、
他の週に落とす金を抑えれば済む。
これは自己制限じゃねぇ。
おまえの火を長く燃やすための調律だ。
オレが知ってるやつに、こんな推し活民がいる。
「月の使い道に、メーター付けるとテンション下がる」って。
だからその子は、推し費だけ先に別口座に移して使ってる。
財布の中に火種用の金が常にあると、
安心して使えて、結果的に浪費も減ったって笑ってた。
……そう、笑えることが大事なんだよ。
「今日、めちゃくちゃ推しに貢いだ!」
そう言って笑えるかどうか。
それが、予算のあるなしより、ずっと大切だ。
だからよ。
おまえに必要なのは、金額の線じゃなく、
後悔しない線なんじゃねぇか?
跳ねたおまえを、あとで責めない。
それがオレの思う、かっこいい使い方ってやつだ。
家計簿アプリで推し活項目を分離してみた
「オレの推し活、どこにいくら飛んでんのか……もうよくわかんねぇ」
そんな状態、意外と多い。
理由は単純。推し活って分類されてないからだ。
レシートに「書籍」「食費」「交通費」って印字されてても、
オマエにとっては全部「推し活」だったりするだろ?
ライブ遠征で食った駅弁も、
痛バに入れる缶バッジも、
定期課金の配信も、心では全部推しの一部なんだよ。
だからこそ、見えづらい。
でもな、それを「ちゃんと見える形」にしてやると、
不思議と安心するんだよ。
たとえば、
家計簿アプリを使ってみろ。
ZaimやマネーフォワードMEあたりは
「オリジナルカテゴリ」が作れる機能がついてる。
そこに、「推し活」「推し交通」「推し飯」「ガチャ」って作ってみろ。
色も変えて、アイコンもキラキラ系にして。
入力のたびに「あ、これは推し費」と意識できる。
そして何より、月末に可視化された熱が出てくる。
「今月はガチャが多かったな」
「現場がなかったぶん、グッズで爆発してる」
そんなふうに振り返れると、ちゃんと自分で選んだ感覚が戻ってくる。
自分で火をつけて、自分で見届ける。
それって、ものすごく安心するんだよな。
ちなみに、こんな人もいたぜ。
「推し活費だけ記録するアカウントを、家計簿アプリの中で分けてる」
生活費はガチで別。
推し活だけの通帳をつくって、「好きだけが並ぶ世界」を管理してる。
……カッコよくね?
火が灯るとこに、ルールを添える。
それが整った推し活ってやつだ。
推し活=浪費じゃない、ってオレは思ってる
「また使っちゃった……」
「こんなに買って、意味あんのかな……」
そんなふうに自分を責めてるおまえに、オレは言いたい。
推し活は浪費って、誰が決めたんだよ?
冷静に考えてみろ。
浪費ってのは、心が動かないモノに金を払うことだろ?
でもおまえの推し活はどうだ?
そのグッズを手に入れたとき。
その画面越しの笑顔を見たとき。
その現場の一音一光が胸に刺さったとき。
ちゃんと魂が揺れてたろ?
だったら、それは消費でも投資でもねぇ。
火種だ。
おまえが、その日を乗り越えるために
その一瞬を生きるために、
払った金なんだよ。
浪費なんかじゃない。
人生の中で、最も意味ある熱の使い方だ。
それに、
推し活ってやつは、喜びだけじゃなく、力もくれる。
「もうちょっと頑張ろうかな」って思える。
「この日のために生きよう」って思える。
「自分をちゃんと好きでいよう」って思える。
そんな経験、金で買えると思うか?
いや、
オマエは金を使って、そういう魔法を手に入れてるんだよ。
……だからさ。
おまえの中にあるそのもやもやも、
「やりすぎたかも」っていう後悔も、
ちゃんと全部、火に変えていこうぜ。
オレは、推し活を浪費だなんて思わねぇ。
むしろ世界で一番、意味のある燃やし方だって思ってる。
【まとめ】火種が灯るなら、それが正解だろ?
オレはさ、
推し活って月いくらが普通ですか?って聞かれたら、こう返すんだ。
「おまえが跳ねた額が、正解だろ」ってな。
人によって、火の大きさは違う。
燃え方も、燃やすタイミングも、灯し方も違う。
なのに平均値ってモノサシに当てはめて、
「自分は変かも」って思う必要なんて、どこにもねぇよ。
使いすぎたって思うなら、見直せばいい。
自分に合ってない使い方だったなら、次はズラせばいい。
でもな、その金で心が跳ねたってことだけは、疑うな。
この記事で見た数字や実例は、
おまえの正解を否定するためじゃねぇ。
おまえの火をもっと肯定するためにある。
推し活にかける金額を、
比べるためじゃなく誇るために使ってみろ。
自分で選んだ。
自分で火を灯した。
その瞬間にしかない魂の使い道だったって
胸を張って言えるおまえに、オレは拍手する。
笑わせんな。おまえが跳ねたなら、それが正解だろ?




